ソウルの旅 2005 正月
平成17年1月2〜4日
仁川国際空港到着 |
リムジンバス |
崔さんと再会 |
ソウルの街 |
ソウルの街2 |
南山のソウルタワー |
焼肉 |
崔さんのお母さん |
朝食 |
崔さんのお姉さん の車(KIA) |
右が自家用 左が営業用 |
仁寿峯登山口 |
辛ラーメン |
SbCLUB(登山 用品店)の李さん |
クライミングウオール |
金さんのおごりで 鍋料理 |
二次会で乾杯! 左より金・趙・私・李 |
地下鉄の終電 |
見送りの崔さん |
空港にて |
この年末年始は、冬山登山を自粛してスキー三昧のつもりでいたが、第2回ソウルの旅と変更をした。
最初は昼間の発着便を頼んだが、それは満席ということであった。代わりに出発は夜便、帰りは午前便となり、ソウル
での滞在時間が短めとなったが、たっぷりと遊んで来ることができた。
1月2日、昼食後車を走らせ和歌山市まで。一部渋滞箇所もあり、吉備南で下り、下津より再び高速へ。
事前にお願いしていた、市内の知人の会社の駐車場に車を置かせてもらい、和歌山駅東口まで歩く。
リムジンバス、和歌山駅〜関空は片道1,000円。
前回のときと同じで、先発のバスが発車するところが見える。あと少し早く来れば間に合ったのに、30分待ちである。
乗客十名ほどを乗せて発車。大した遅れもなく関空に到着。
アシアナ航空のカウンターで搭乗手続き。
前回、荷物を預けて中々出てこなかったこともあり、今回は手荷物として機内持ち込みにした。
セキュリティーチェック、出国審査を済ませ、搭乗ゲートへと向かう。
まだ時間があるので売店でパンとカフェオレを購入し、食べる。
日本人もいるが、この便には韓国人の方が多いようだ。韓国では2日まで休み、3日から仕事始めというのが一般的
らしく、日本に旅行に来てこの日に帰る人が多いのであろう。
搭乗後すぐに出入国カードをもらう。
出発してからしばらくすると機内食が出た。パンとそばとデザート。すべて食べる。隣の韓国人らはほとんど食べなかった。
今回は、通路より内側だったため、夜景などはほとんど見えなかった。
ほぼ予定通り仁川国際空港到着。入国審査。
荷物は預けてないので、今回は早く出口へと進めた。
崔さんが迎えにきてくれていた。握手。
前回は車で来てくれたが、今回はバスでソウルに向かう。
思ったほど寒くない。ダウンジャケットも必要なし。
でも、年末から元日にかけては寒かったらしい。日本とほとんど同じである。
リムジンバスを待つが、一般の路線バスの方が先に出るということで、そちらに乗る。
こっちの方が安いらしい。約500円。客は私を除き現地の人ばかりである。
永登浦で降り、崔さんのお姉さんの車で自宅へ。荷物を置いて再び外出。
漢江に掛かる橋を渡り、街中をドライブ。新年を祝う目的なのかどうかはわからないが、イルミネーションがあちこちで
輝いている。
南大門市場にも立ち寄る。午後11時ごろだというのに開いてる店も多い。
日本人観光客もうろついているようだ。日本人客のためだろうか、ヨン様のポスターを張り出している店もある。
不思議なのは、ホンジャマカの石塚の写真を出している店があることである。
再び、崔さんの自宅近くに戻り、車を置いてタクシーで新林へ焼肉を食べに行った。
深夜にも関らず他にも客がいる。店は24時間営業らしい。24時間営業の店は結構あるようだ。
機内食を食べていたので、あまりお腹は空いてなかったが、食べれば食べられるもんだ。
日本で焼肉といえば牛肉であるが、韓国では豚肉が主流である。おいしかった。
午前3時過ぎに崔さんの自宅に帰り熟睡。
オンドル部屋なので、汗をかくぐらい暑かった。
1月3日、気がつけば朝の8時過ぎ。
崔さんは仕事始めなので出社。会議もあるらしい。昼までに迎えに来るということであった。
崔さんのお母さんに挨拶はしたものの、他の言葉はしゃべれない。
いろいろと話しかけてくれるが意味がわからない。なんとなくわかることもあるが。
とにかく朝食を作るから食べなさいということも言ってくれていた。
ということでおいしい朝食をいただいた。さすがにとうがらしは食べなかった。
焼き海苔にごはんを乗せ、醤油にごま油と胡麻を入れたタレを付けて食べるのも、すごくおいしかった。
そうこうしているうちに、10時前に崔さんが帰宅。ここからは仕事を休むようだ。申し訳ない。
この日もお姉さんの車で出かける。小雨で少し寒い。
韓国では、自家用の車のナンバーが緑で、営業用が黄色である。
また、赤信号であっても、左からの直進車がなければ右折して行ってもいいのである。
日本とは違い、右側通行なので、日本なら「赤信号でも左折できる」といったところか。
今回は崔さんのクライミングチームの仲間であり、前にうちの家にも泊まり、白浜観光にも連れて行ってあげた
金英花(キム・ヨンファ)さんとの再会もある。
その前に、ロッククライミングのゲレンデとして有名な仁寿峯(インスボン)の登山口まで行く。天気が悪くて岩は見えない。
次に、人工のクライミングウオールも見に行く。ここの利用は無料らしい。登ってみたいが楽しみはこの次にとっておこう。
さらに次は、崔さんらの山仲間であり、金さんの友人、李貞淑(イ・ジュンスク)さんの勤める登山用品店SbCLUBへ。
昼休憩らしく店は締っているので、我々も近くの店に行き、辛ラーメンを食べる。
店に戻ると、店長さんと李さんがいた。途中から崔さんの通訳付きで少し話をさせていただく。
そして金さんの勤務先へと向かう。眼科病院内に入っている眼鏡店勤務である。一応客として入店する。
前に使っていた眼鏡のフレームが折れたので、フレームのみ新しいものにかえてもらう。約1,500円。
夜、食事を一緒にするということで我々は店を出る。
その後、お土産を買いにE−MARTへ行く。やはりスーパーで買う方が安いのである。
買い物を済ませ、一度崔さんの自宅に戻り、今度はバスで金さんとの待ち合わせの店へと向かう。
この店は、崔さんら山仲間がよく使っているなじみの店らしい。
すでに金さんが来ていて、すぐにみんなで鍋を始める。
料理自体は辛くはない。薬味で好きなような味にするようだ。
鶏肉と餅がメインである。崔さんは私が土産として持って行ったASAHIの発泡酒を飲む。
途中で、崔さんらの山仲間であり、李さんと同じ店の趙志雄(チョウ・シウォン)くんも来てくれた。
趙くんは焼酎を飲む。他の客もほとんどが焼酎のようである。
今回の鍋は金さんのおごりであった。ごちそうさまです。
二次会として別の店に行く。ラウンジって言うのかな。
メニュー見ても意味がわからないのでまかせたら生ビールを注文してくれていた。
一応帰るまでに飲み干すことができた。
おつまみとして注文した、コルベーイというのが定番らしい。
サザエの一種の貝と魚、きゅうり、ねぎ、人参、たまねぎ、とうがらしなどをコチュジャンで和えてヌードルとともに食べるのが
普通らしい。
とうがらしはかなり辛かった。舌が少ししびれる。李さんも同じようである。李さんが水を2杯頼んでくれた。
韓国の人でも、辛さに対しては様々なようである。
【コルベーイ】
山の話やロッククライミング、某酒好きの日本人の話などいろんな話題で盛り上がる。
もちろん、私は崔さんに通訳してもらう必要はあったが。
閉店前に店を出て、金さん趙くんとはそこで別れ、私と崔さん李さんは地下鉄で帰る。
最終電車であり、途中までしか行けない。そこからはタクシーに乗ることに。先に李さんが降り、崔さんの自宅近くまで。
家に着いて、土産をバッグに入れたり帰国の準備をしてすぐに寝る。
1月4日、携帯電話の目覚ましにより午前6時起床。
準備して、6時過ぎに出ようとしたら、1つだけ入れ忘れていた。
崔さんのお兄さんとこで作ってくれた、イカの細切りをコチュジャンで和えたものを忘れていた。
お母さんが紙袋に入れてくれたので手で持つことに。もうバッグには入りそうにないのである。
タクシーで永登浦に行き、そこからリムジンバスに乗る。これは普通のバスと違い、座席が1列と通路をはさみ2列と
なっていてシートが幅広い。
最初は景色を眺めていたが、知らないうちに眠ってしまった。気が付いたらもう空港到着であった。
搭乗手続きを済ませ、ハンバーガーで朝食とする。
まだ時間に余裕があったが、セキュリティーチェックが込んでいるようなので、早めに行くことにする。
崔さんと握手してから別れる。
仁川では靴も脱いで機械を通す。別に問題はなし。
余裕があると思っていたが、ちょうどいい時間になってきた。
帰りの便でも機内食はきれいに食べる。
関空の入国も、かなりの人の順番待ちであった。やはり正月休みは人が多いのだろう。
今度は出発直前のリムジンバスに間に合い、和歌山へと向かった。
「ソウルの旅2005冬」が無事終わったのである。